リラックスして過ごせる環境づくり
幼稚園や保育園などで長年保育士をし、子育て経験も豊富なお母さんがメインとなり支援をしています。
スタッフは支援者でありながらもお母さんのように子どもたちに寄り添って支援を行うことで、子どもたちにとってマザーズハウスがもう一つの自分の家と感じられるような環境づくりを大切にしています。
日々の生活習慣から生きる力を育む
就学前の幼少期から、お片付け、自分の物の始末や手洗いなどの自立の習慣が身につくよう子どもたちの「自分でやりたい!」「できた!」の気持ちを大切に支援しています。
自分でできることが増える小学生以上の子どもたちは、掃除・買い物・調理など日常生活に欠かせない活動にも取り組んでいます。
中高生からは金銭感覚や自分の心や身体についての理解などひとり一人の発達ペースに合わせ支援しています。
セラピスト・アドバイザーによる専門療育・支援
マザーズハウスにはスタッフとしてセラピスト(理学療法士・作業療法士)が在籍し、また、医療・福祉に精通され、豊富な経験と専門知識ある方々にマザーズアドバイザーとして、日々の活動に参加、ご協力いただいています。
セラピストによる療育
マザーズハウスに通う子どもたちはひとり一人感覚の特性を持っています。脳が育つには、視覚・前庭感覚・固有受容感覚・触覚・聴覚 などの感覚刺激をたっぷり経験することが大切。
理学療法士・作業療法士それぞれの視点からも今子どもが必要としている感覚を十分に経験できるよう遊びを通して支援しています。
アドバイザーによる支援
医療・福祉など様々な分野で活動されている先生方が、アドバイザーとしてマザーズハウスのスタッフと共に、子ども達の成長をサポートし、ご家族のご相談、ご質問にも対応してくださいます。
田中 啓子 先生
保護者様からのご相談を事業所でお受けし、先生からアドバイスしていただいています。子ども自身の事からご家族との事など、診察を受ける前の相談として、気軽な気持ちでご相談ください。
横山 真司 先生
放課後における集団の場で、ST(言語聴覚士)という立場からだけではなく、支援者として子どもの成長全体を見ての関わりのアドバイスを受けて、スタッフのサポートをしていただいています。
理学療法士
丹野 謙次 先生
運動面を始め、学習面、コミュニケーション面、社会面の得意、不得意を評価し、その子に合わせた関わり方や、環境設定、目標設定の援助・サポートしていただいています。
作業療法士
中辻 強 先生
あそびや体操を通して、身体的また心もともに成長でき、子ども達が普段の生活に無理なく取り入れられるような活動などを、実践的に教えていただいています。
就労支援アドバイザー
豆夛 英志 先生
15年間、障がい者の働く・暮らすを支援されてきた経験を活かし、「仕事って何?」「どんなことをするの?」など分かりやすくお話してくださり、見学・体験などに繋げてくださいます。
パソコンインストラクター
竹村 由紀子 先生
インストラクター歴20年の経験から、子ども達のIT教育としてPC操作の基礎であるタイピングからプログラミングまでを学べるPC教室を定期的に開いていただいています。
普段の支援の中で気になったことや発見など、日々情報交換を行い、アドバイスを受けながらスタッフ皆で療育に関わっています。また、定期的にセラピストやアドバイザーからスタッフへの勉強会を開催してもらい、専門的な知識を全スタッフで学び、支援へとつなげています。